
わたしはHSP(とても繊細な気質)について知ったとき
「あ、だからか」
と腑に落ちたことがたくさんありました。
HSPの人は、音や光、人の気配や感情…あらゆる刺激を深く受け取りやすいと言われています。
いわゆる鈍感になれないんですよね。
HSPではない人たちは、無意識に「いま必要ない刺激」はスルーして暮らしているのだそう。
でも、HSPのわたしたちは、それがなかなか難しい。
気づいたら、ちょっとした言葉が心に残っていたり、さっきの出来事をくり返し思い出しては、ひとり反省会をしていたり…。
自分を守る工夫、していいんです。
刺激を少しでも減らすために、イヤホンをつけたり、伊達メガネをかけたり、机の上に物を置いて境界線を作ったり。
こうした物理的なシャットアウトは、HSPの自分を守るための立派なセルフケア。
そして、わたしはそこに、アロマも加えたいなと思うんです。
心の〖ホーム〗をつくってくれる香り
たとえば―
ひとり反省会が止まらなくて、気持ちがどんよりしてきたとき。
お気に入りの香りをふわっと感じると、「大丈夫だよ」ってやさしく背中をなでてもらったような気持ちになります。
また、アウェイな場所に行くとき。
そわそわして、心がどこか落ち着かない…。
そんなときにも、**好きな香りをそっと感じることで、〖自分のまわりだけはホーム〗のように感じられることがあります。
香りは、あなたを「いまここ」に戻してくれる
アロマは、刺激を遮断するのではなく、自分の内側に「落ち着く場所」をつくってくれるもの。
ほんの少し、呼吸を深くするだけで、さっきまでごちゃごちゃしていた頭の中が、ふわっとやわらかくなったりします。
イヤホン、伊達メガネ、アロマ。
わたしにとっては、この3つが心を守る三種の神器みたいな存在。
「繊細だからこそ、ていねいに守ってあげよう」
そんなふうに、自分にやさしくできたらいいですね☺︎