アロマ用語集
アロマテラピー
アロマテラピー(芳香療法)
植物から採れる香りの成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、美と健康に役立てていく自然療法のこと。
圧搾法
圧搾法(低温圧搾・コールドプレス)
精油の抽出法の一つ。
主に柑橘類の精油の抽出に使われます。
機械のローラーで圧搾し、遠心法で水分を分離させて精油を抽出します。
熱を加えずに圧搾することから、低温圧搾(コールドプレス)とも呼ばれます。
他の抽出方法に比べて精油が劣化しやすいため、開封後半年程度で使い切るようにしましょう。
わたしは柑橘系の精油が大好きで、必ずストックしています。
価格もお手頃なのでたっぷり使えますよ⤴︎
保存期間を過ぎたもので香りに違和感がないものは、トイレの芳香剤として贅沢に使っちゃいます。
アロマクラフト
アロマクラフト
精油(エッセンシャルオイル)を使って作るアイテムのこと。
アロマスプレー、アロマトリートメントオイル、アロマ化粧水、アロマワックスサシェ、アロマバスソルト、アロマバスボムなど、好きな香りで色々と作ってみると楽しいですよ⤴︎
アロマスプレー
アロマスプレー
空間や布製品にシュッとスプレーすることでお手軽に気分を変えることができるアロマクラフト。
市販の香水は香りが強くて苦手なのですが、アロマスプレーなら自分の好みの濃度にできるのでよく作っています。
ずーっと長く香るわけではないところもお気に入り。
あっさりしててしつこくない感じ。
その瞬間の気分に合わせて香りを変えられるし⤴︎
揮発性有機溶剤抽出法
揮発性有機溶剤抽出法
精油の抽出法の一つで、有機溶剤を用いて精油を抽出します。ローズやジャスミンのように希少な花など、精油の抽出率が低い植物によく使用されます。この方法で抽出された花の精油はアブソリュート、樹脂の精油はレジノイドと呼びます。例)ローズ・アブソリュート、ジャスミン・アブソリュート、ベンゾイン(レジノイド)
「溶剤が残っているかもしれない」と気にする方もいるようですが、わたしは気にしないですね⤴︎
もしも気になる場合は肌につけるのではなくお部屋に香らせて楽しむのがいいかも。(でもローズもジャスミンも高いから、なんだかもったいない気がしちゃって…汗)
忌避効果
忌避効果
虫などの生物を遠ざける効果のこと。香り成分の働きのひとつ。
「こっちに来るな!」って、植物が自分自身を守っているんですね。
そうやって現代まで生存競争を勝ち抜いてきた植物たち。すごい。
ちなみにわが家の玄関前には虫除け対策として、ローズマリー、タイム、ミントを植えた植木鉢を置いています。
効果のほどは…フフフ。
植物油
植物油(キャリアオイル)
精油とよくなじむため、トリートメントオイルやクリームなどを作る際に使用されるもの。
キャリアオイル、ベースオイルとも呼ばれます。
ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなどがあります。
わたしはホホバオイルを使うことが多いですね。
酸化しづらい、人の皮脂と同じような構造をしているためアレルギーを起こしにくい、手に入りやすいからです。
好きな精油をブレンドしてホホバオイルにいれてネイルオイルにするのがお気に入りです⤴︎
水蒸気蒸留法
水蒸気蒸留法
精油の抽出法の一つ。
蒸留窯に入れた植物に水蒸気をあて、揮発した香り成分を含む水蒸気を冷却器で冷やして液体に戻す。
すると水と精油の2層に分離し、精油を得ることができます。
この抽出方法は熱にさらされるため、香りや成分が損なわれる場合も。
蒸留体験ができるところがあるらしく、いつか行ってみたいなぁと思っています。
精油
精油(エッセンシャルオイル)
植物から採れる天然の芳香成分のこと。
「アロマオイル」と書かれているものは人工香料のものも含まれるので、アロマテラピーには「エッセンシャルオイル」「Essential oil」と書かれたものを使用しましょう。
芳香蒸留水
芳香蒸留水(フローラルウォーター)
水蒸気蒸留法によって精油を抽出する際に一緒に得られる香りのついた水。
フローラルウォーターやハイドロソルとも呼ばれています。化粧水として使用することもできます。
なんとガラスメーカーのHARIOさんから『ハーブウォーターメーカー』というものが販売されていました!やってみたいなぁ。
ムエット
ムエット(試香紙)
精油や香水の香りを確認するために使う細長い紙のこと。
紙の先端に精油をちょこっとつけて香りを確認します。なんだか実験をしている感じがして好きです☺︎
ブレンドしたいときには、例えば3本のムエットにそれぞれ一種類ずつ香りをつけて、まとめて持って香りを確認します。
この方法だと違う香りの組み合わせも試したりしやすいですよ。
誘引効果
誘引効果
受粉を助けてもらったり、種子を遠くへ運んでもらったりするために、鳥や虫などを引き寄せる効果のこと。
花や果実に含まれている精油の魅力的な香りで「こっちにおいで♪」と呼び寄せているんですね。
ノート
香りのノート
香りは時間が経つごとに印象が変化していきます。
揮発速度が違うから起こることなのですが、この変化の様子を表すときに使われるのが「ノート(香調)」です。トップノート、ミドルノート、ベースノートと3段階あります。
【トップノート】
最初に感じる香り。香りの持続が短い
〖例〗レモン、ベルガモット、グレープフルーツ、マンダリン、ペパーミントなど
【ミドルノート】
香り立ちと香りの持続性のバランスがいい
〖例〗ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウム、ネロリ、ローズ、クラリセージ、ユーカリなど
【ベースノート】
香りの持続が長い
〖例〗ベンゾイン、ヒノキ、サンダルウッド、パチュリ、ベチバー、バニラなど
こころの用語集
アファメーション
アファメーション(Affirmation)
なりたい自分の姿や目標を達成した姿などを言葉にして繰り返し宣言すること。
そうすることで潜在意識に働きかけ、自分の理想の状態に近づいていけると言われています。
わたしはアファメーション専用のノートを用意して書いています。
好きなアロマを香らせながらリラックスした状態で書くと、なんだか叶いそうな気が⤴︎
グラウンディング
グラウンディング(Grounding)
地に足をつける、土台を安定させるという意味。
物理的に地面に足をつけることと、精神的に心が落ち着いているというどちらの面にも当てはまります。
人も動物なわけで、自然から離れることで少しずつ不安定になっていくようですね。
わたし自身もスマホやPCばかりさわっていると、細かいことまで考え過ぎてしまったり、ちょっとしたことでも心が揺れ動いたりするようになります。
そんなときは、植物のお世話をするとなんとなく心が落ち着きます。
数年前からはまっているガーデニングですが、今では中庭とリビングが植物であふれています。(「ちょっと多すぎない?」って夫から苦言を呈されました…笑)
HSP
HSP = Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)
生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」のことです。
目や耳の感覚が敏感で刺激を受けやすく、生きづらさを感じることも。
わたしは幼い頃から眩しさをよく感じたり、ちょっとした物音にも思わず「きゃー!」っと叫んでしまうくらいびっくりすることが多かったのですが、「HSP」という気質のことを知って、こういう気質の人は自分の他にもたくさんいるんだなと少し安心しました。