環境が変わるたびに
人間関係もリセットされてきた。
自分から「リセットした」
わけじゃないけど
自然とそうなっていった。
学生の頃の友達も
社会人になってから
仲良かった同僚も
ほとんど疎遠になった。
友達が少ない
長年続いてる友人関係がない
というのがコンプレックスだった。
〖友達がいなくて寂しいひと〗
〖友達がいない=欠陥人間〗
そんなふうに
思われてるんじゃないかって。
でも、ここ数年で
だんだん気持ちが変わってきた。
〖友達がいなくて寂しいひと〗
って思われても
まぁいっかって思えた。
これがこの数年で
一番成長したところかも。
進学や転勤とかの引越しで
物理的に会えなくなって
ってのもあるけど
まぁ・・・それだけじゃない。
わたしは協調性がないんだな。
ひとに合わせるのが苦手で
思ったことをズバッと言って
友達を傷つけたこともある。
それにいつもグチっぽくて。
そりゃ人間関係が
うまくいくわけないよなって思う。
20代後半にもなってやっと
そんな自分を省みて
直す努力をした。
そして
自分自身を
否定するようになっていった。
相手が正しくて
自分は間違っている。
友達にどう思われるか気にして
発する言葉を選ぶうちに
言いたいことが
うまく言えなくなっていった。
会う予定が決まるとすぐ
話題をあれこれ考えたり
当日も粗相がないように
神経を張り巡らせ
お開きになった途端
ひとり反省会を開始する。
そんな自分が、しんどい。
相手に嫌われたくないという
気持ちからなんだけど
きっとそんなわたしに
なにかを感じるんだろうね。
向こうもわたしに
気を使ってるのがわかる。
〖気をつかってる〗
というのも
結局はわたしの
自己満足なんだよね。
相手からしてみたら
全然気をつかえてないないのかもしれない。
もうね
そういうのを考えるのも
嫌になってきたんだ。
気の置けない友達
親友
仲間
そういうのに憧れてた。
自分から積極的に
コミュニケーションを
とったりしてた。
いまでも
そういう友達がいるひとって
いいな〜とは思う。
でもこの数年で
「ひとりも結構いいよな」
って思うようになった。
ラクだなって思う。
いまは
ご近所さんと話すのとか
保育園の先生や
顔見知りのママさんたちと
立ち話するくらいで
充分満足している。
店員さんと一言、二言
話すのだけでもいい。
犬の散歩をしているひとと話したり。
なんか、それで充分。
ひとと話すこと自体が苦手って
わけじゃないから
その場その場では楽しく
おしゃべりできるんだよね。
そこから一歩進んだ関係となると
「また失敗するんじゃないか」
って恐くなる。
昔からの友人関係を
続けてるひとたちや
交友関係が広いひとたちは
本当にすごいなって思う。
憧れるけど
わたしはできないんだな。
むしろここまで
できないってことは
心の底ではそういう関係を
必要としてないんだなって思った。
そんな思いを認めてみたら
すごくラクになったよ。
もしいつか
気の置けない友人ができたら
それはそれでいいなと思う。
でも
できなくてもいいかなって思う。
おひとりさまって
気楽で楽しいから⤴︎
あ、なんか
そう思えている自分、好きだな。
ふふふ☺︎