▨ そのときは不運だと感じたことでも、後から考えるといろんな幸運がつまっていた

気持ちを書き出している〖なんでもノート〗を読み返していたら、昨年の9月にエアコンが故障したときのことが書かれていた。

その当時はいろいろとうまくいかないことが続いていて、体調も良くなく、やる気もなくなり、心も体も不調な時期だった。

今思えば、夏バテもあったんだろうな。

この家に引っ越してから、住宅設備の不具合が多かった。

▨ キッチンの水洗は原因不明の水漏れ。修理してもダメで、数年にわたって悩まされた。今は小康状態。水栓の交換を検討中。

▨ 中庭の立水栓が破損して水漏れ。コンクリートを壊す必要があるため修理に結構な金額がかかるから、応急処置のまま進められていない。

▨ なぜだか天井裏の電気配線が切れていて天井に穴を開けて工事をしてもらったり。

▨ 外壁の痛み具合が、同じ頃に建てられた近所の家々と比べてあきらかにひどい。

▨ そしてリビングダイニングに設置しているエアコンからの水漏れ。点検してもらっても、毎年梅雨の時期には大量の水漏れ。

とくにエアコンには毎年悩まされ続けた。

電気屋さん曰く、おしゃれを優先した取り付け位置(エアコン本体が見えないように隠す)の関係が大きいのだろうとのこと。

ハウスメーカーに設置場所を変えてもらうように伝えるも、「でも見た目が悪くなるから…」と会社のこだわりを優先させられ、なかなか解決せず。

そしてついに昨年の9月、ついにエアコンが壊れた。

修理するよりも買い替えの方がいいと判断し、ハウスメーカーに品物も指定して、「設置場所をここにしてほしい」と伝えた。

見た目はもういいから、エアコンが見えてもいいから、快適に過ごせるようにしたんです!と強めに訴えた。

押しに弱い、押しが弱いわたしたち夫婦だからこうなってしまったんだと思う。

言う時は遠慮しないで言わないとダメだ。

だって施主もハウスメーカーも、対等な立場なはずなんだから。

ちょっと思い出したら熱くなっちゃって長くなったけど…笑

エアコンの件は解決して、快適な生活ができているそんな今気づいたこと。

▨ 余計な機能がなく、デザインもシンプルでわが家にピッタリのエアコンに出会えた

▨ エアコンが壊れたのが8月の猛暑続きの中ではなかった

▨ 同じリビングにあるわたしの書斎部分にもエアコンが付いていた

などもあり、それほどひどい状況で過ごすことはなかった。

あのエアコン、がんばって夏を乗り切ってくれたんだね。ありがとうね。

それに新築の住宅設備にが次々と不具合を起こしていることも、一見不運に思えるけど、わたしたち家族にふりかかる災難から家が身代わりになって守ってくれているのかもしれないと思ったんだ。

家自体のトラブルで悩んではいるものの、病気、事故、ケガ、人間関係、仕事などそういう部分には大きなトラブルはない(と思う)。

家が引き受けてくれているんだ。きっとそうだ。そう思おう。

ありがとう。

その出来事の渦中だと気付けないことも、こうやって後々気づけたり前向きに考えられることもあるんだなぁ。

おしまい