保育園に迎えに行くとき
迎えのタイミングが同じ子たち。
息子と仲がいい?子たちみたいなんだけど
そのときよくわたしに
「ぼく、◯くん(息子)より走るの早いよ!」
「ぼく、◯くん(息子)より縄跳びいっぱい飛べるよ!」
「ぼく、◯くん(息子)よりーーーーーー!」
となぜだかわからないけど
マウントをとってくる。
それぞれ得意なことがあって、
わたしの息子よりも上手にできる子がいるのは分かっている。
でも自分の息子よりできる!って何かにつけ言われるのはいい気はしない。
もちろんその場では
「そうなんだ〜!すごいねー!」
ってほめる。
でも内心は「は?」「だから何?」って思う。
この話を人生の先輩に話したら
「その子たちって、兄弟多くない?」
「うん」
「アピールしないと自分を見てもらえないからじゃないかな?」
「競争するのが当たり前の環境なんだよ」
「競争に勝たないと、アピールしないと、見てもらえないから」
「だからアピールしてるんだよ。話しやすいマキさんに」
・
・
・
なるほどーーーーーーーー!
わたしも3人兄弟だから、すごく腑に落ちた。
息子に
「お友達にあんな風に言われて、あなたはどう思うの?お母さんはなんだか嫌な気持ちになっちゃった」
と言うと、
「うーん、(イヤな気持ちは)なんとも思わないかな。嬉しいんだろうなぁって思うよ〜⤴︎」
と何も気にしていないように言っていた。
大人だな!って思った。
わたしは子ども相手にでも本気でイラッとしたのに…笑
これも先輩に伝えると
「それって息子くんが、ひとりっこだからかもね」
(ちなみに先輩の子どももひとりっこ)
「競争しなくても、アピールしなくても、見てもらえるから」
「競争のない世界で、穏やかに過ごせているからこそだよ」
ひとりっこのメリット?を感じた瞬間だった。
ひとりっこって、地方だと特に少なくて、
何か言われるってことはそこまでないけど
それでも
「わがままって言われないように育てなくちゃ」
ってわたし自身が思ってるところがあった。
でもなんだろう…
わがままっていうのは「ひとりっこだから」ってことではないし
それぞれの性格や家庭環境によるよなって思えた。
「「うーん、(イヤな気持ちは)なんとも思わないかな。嬉しいんだろうなぁって思うよ〜⤴︎」
こう思える息子を、誇りに思う。
そして自分の今までの子育ても
そんなにわるくないんじゃない?って思えた。