レターボックスに「ちょっと聞いてほしい」とメッセージが。
〖ひとりごと〗でシェアしていいとのことだったので、わたしの思ったこともあわせて書いてみようと思います。
Aさんは、息子さんが通っているサッカースクールのコーチに淡い恋心のような気持ちを持ち始めた。
顔、背が高いところ、サッカーが上手いところ、物腰柔らかなところ、笑顔が素敵なところに惹かれた。
きっかけは特にないそうで、しいていえば 一目惚れなんだろうと。
不倫をしたいわけではないし、するつもりもない。
ただ姿を見れるだけで、挨拶ができるだけでときめくし、日常に潤いがある感じが嬉しい。
「もう少し話せるようになったら嬉しいな」と思っていたところ、息子さん情報によりコーチが最近結婚したらしいことがわかった。
数日間は食欲が少なくなるくらいにはショックだったらしい。
今は気持ちも落ち着いたけど、スクールの送り迎えのときに見かけると少しだけ心が切なくなる。
でも久しぶりにときめくことができて嬉しかった。
誰にも話せなかったから、maki.に聞いてもらいたかった。
あったかレターボックスに書いていいものか迷ったけれども、思い切ってメッセージを送ってみたとのこと。
わたしに話してくださってありがとうございます。
きっと、「コーチがカッコいい〜!きゃー♡」ってだけなら友人にも話せただろうけど、恋のような気持ちだったからこそ話せなくて自分の中だけで消化しようとしてたのかなって。
だけどやっぱり誰かに聞いてほしい。
「こんなことがあったんだ」「私、こんなふうに思ったんだ」ということを、ただ聞いてほしい。
そういうことってあるよね。
食欲がなくなるくらいにショックを受けた。。。それは苦しかったですね。。。
ときめきの先に何かを望んでいたわけじゃなくても、「もしかしたら」「もしもっと話せるようになったら」っていうそんな小さな希望が、心のどこかにあったのかなって。
それでもAさんは行動に移さなかった。
とてもまっすぐで、誠実な人柄がわかります。
Aさんも「不倫をしたいわけじゃない」と言っているし、今まで通りコーチに対して何か行動に移すことなく、ただ想っていることはダメじゃないと思うんです。
そのコーチと接することで感じられる想いは、きっとAさんにとって「光」なんですよね。
日常を照らしてくれる、潤してくれる光。
その光を、無理になくそうとしなくていいんじゃないかな。
「これは自分の大切な心の一部なんだ」って、抱きしめてあげよう。
淡く優しく小さな光として、ただ抱きしめて持っておく。
それは誰かを傷つけるものじゃなく、自分が自分を守るための優しい光だと思うから。
わたしに話してくれたことで、Aさんの心が少しでも軽くなっていればいいな。

あなたの心が、今夜少しでも軽く
やさしく包まれますように。