アロマスクールでの受講が終わり、あとは資格試験の受験に向けて勉強だ!という頃の話。
なかなかやる気が出ないなーと思っていた。
やる気UPのにはどんな香りを選んだらいいか相談しようと、先生のお店へ。
そこでいろんな話をしてさ。
先生にすすめてもらったのが、なぜか心を鎮める香りだった。
自分ではやる気を出したいと思っていたからやる気アップの香りと思っていたけれど、必要なのは癒しだったみたい。
まずは癒す。話はそこからだ。と言う感じ。
そこからは癒しをテーマに過ごしてみた。
自分に優しくしてあげる。無理をしない。
やる気を出そうと頑張らない。
それから1カ月ほどした頃、気分が大きく沈むこともなく、どうしようもなくグラグラ揺れることもなかった。
焦る気持ちが少なくなった。
なんだろう。冷静に考えられると言うか。
フラットな気分でいられる時間がすごく増えた。
ただただ焦って
ただただ不安になって
前に進めなくて、また焦って
という悪循環がなくなった気がする。
癒しなんだな。
土台作りだよ、そう。
前に進む力とかは、癒しという土台があった上でのこと。
ブーストをかけるよりもまず、自分の心をほぐすことが大事なんだ。
癒すって、進んでいないような気がして、それよりもまず進む方法を考えていたけれど、それじゃあ進めないってのがこの6〜7年だった気がする。
「ムリヤリにでも押し通す」みたいな、「とにかくやる!」みたいな、今までのやり方じゃムリなんだな。
それが、〖時代が変わってきた〗ということなのかもしれない。
「とにかく力技でやる!」のではなく、軽やかに、コツコツ積み重ねていく。
だから軽やかにできることを選んで、軽やかにできる方法を考えてやっていけばいい。
楽しくできることともいえる。
「わたしが楽しく軽やかにコツコツとできることはなんだろう?」
たくさんたくさん考えて、たくさんたくさん試してみて、ようやく形になったのが、この気づきから1年半後の今。
うん、時間がかかった。
いいのそれでも。
丑年うまれだからさ(笑)
一歩一歩、ゆっくりでいいから。
それでも前に進んでいる自分が、とっても愛おしい。