▨ 大切な場所を取られた気がして嫌だった

※具体的な出来事はぼかして書いています。

大切な場所を取られた気がした。

そんなことを思ってしまった。

自分でも、子どもっぽい感情だと思った。

その場所は、わたしだけのものじゃない。

誰が行ってもいい場所。

そんなことは分かってる。

でも、嫌だった。

誰もわたしのことを知らない場所。

何者でもなく、ただ自分でいられる場所。

そんな場所をやっと見つけた気がしていたから。

いつもの役割から少し離れて。

誰かのためじゃなくて。

ただ自分のためだけに過ごせる時間。

わたしにとっては、小さな秘密基地みたいな場所だった。

だから、そこに自分の日常が少し入ってきた気がした時、寂しくなった。

わたしだけの場所じゃなくなる。

そう思ってしまった。

でも、少し時間が経って考えた。

本当にその場所は、
なくなってしまったんだろうか。

きっと違う。

そこに誰がいるかだけで、決まるものじゃなかった。

わたしがそこで感じていた時間。

わたしがそこで取り戻していた気持ち。

それは、誰かが来たからといって、全部なくなるものではないのかもしれない。

大切だったのは、場所そのものだけじゃなくて。

そこで安心できていた、自分の心だった。

「取られた」

そう感じるくらい、大切な場所を見つけられていたんだと思う。

だから、そんなふうに思ってしまった自分を責めなくてもいい。

また少しずつ、自分の心地いい場所にしていけばいい。

わたしの居場所は、誰かが来たからなくなるものじゃないんだよね。


……とか言ってるけど、普通に悔しくて泣いたからね?笑

おしまい

今日もここまで読んでくれてありがとう。
あなたの心にも
ほっとひと息つける時間がありますように。